2018年07月06日

山岳グランフォンドin吉野 2018 その4

天川エイドを出るときに、気になる会話を耳にした。
『五番関の足きり時間が14:00』らしい。
チェックポイントになっていたが、足きりタイムもあったのか。
約1時間以内にたどり着かないと、タイムアップしてしまうことになる。
しかし、未知の上り、しかも、上りも下りも難度が高いポイントらしい。
不安になるが、止めるのもあきらめるのも選択肢には無かったので、ただただ前へ進むことに。
足は回復しているわけではないが、無理しなければいけそうな感じ。

洞川温泉までは、観光用に整備されたらしい広めの道路で、路面は悪くない。
が、落差のある大きなつづら折れと単調な上り坂が出現し、これはこれで走りにくい。
トンネルを抜けるとしばらくして、風情のある温泉街の入り口にさしかかった。
駅のポスターで見慣れていた風景だが、実際に来てみるとやっぱり違う、なんとも良い感じの温泉街。
そして、こんな辺鄙な山奥なのに、観光客が多い。
本当はゆっくりくつろぐ街なのだろうけど、初めて訪れた今回は(体が)辛い思い出が残ってしまった。

温泉街の外れには、これまた有名な「ごろごろ水」の採水場があった。
ここをすぎると、いよいよ五番関への上りが始まった。
左右を山林に囲まれた道は、徐々に修験者の路を髣髴させる様相に変わっていった。
勾配は、じわりじわりときつくなり、休むところが無く続いて行く上り道。
初めのうちは右に小川が流れているが、左に変わると勾配も増し、最後のひと踏ん張りの合図と聞いていたが、
それまでに足はガクガクのカチカチ状態。
腿のあたりがピリピリしてきて、力をかけ続けてないと攣ってしまいそうな、どうにもならない状況で上り続ける。
が、目の前に迫ってきた急坂で押し歩きしている人を見つけてしまい、一瞬気が緩んでしまった(か?)。
フラッときた惰性で、思わず足つき、ついに限界が。。。
同時に両足が攣り始めてしまい、万事休す。
動かしたほうが早く回復すると聞いたことがあったので、とりあえず無理して押し歩きで上り続けることに。
ほどなくして攣り状態からは開放された。
前方の押し歩きの人がバイクにまたがるのを見て、負けずにこちらも再チャレンジ。
斜行を繰り返しながらもなんとか上っていくうちに、若干勾配は緩んできたように感じられた。
カーブの先に白いノボリが見えてきて、ホッと一安心、なんとかトンネル前の給水ポイントにたどり着いた。

間に合ったのか?と不安になってたが、良く聞くと、ロングコースは五番関でのタイムリミットはないとのこと。
スーパーロングの足きり用に設定されていたらしい。
とはいえ、時計を見ると13:50をすぎていた。
このままのペースでいけば、16:30のゴールには間に合いそうだ。
とりあえず、給水&バナナ、バナナ、塩バナナ。
落ち着いたところで、五番関トンネルを見学。
gfy3.JPG
前大会の行者還トンネルほどの長さは無いようで、出口も見えている。
何よりも、進入する前の恐怖感が違う。

トンネルに入るとさすがに暗かったが、後ろの方が強力ライトで照らしてくれたおかげで助かった。
トンネルを抜けると、すばらしい眺めとともに、ハードな下り坂&路面が待ち構えていた。
見るからに進みたくない状況、ますます下り嫌いになった。

つづく

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posted by bit3 at 20:00| ロードバイク | 更新情報をチェックする