2017年07月18日

「第14回山岳グランフォンドin吉野」参加⑤

ゴールへのラストクライム

第3エイドからゴールまでは、比較的平たん基調のコースレイアウト。
とはいえ、最後にお約束となっている難関、吉野山のラストクライムが待っている。

吉野川と並走するようになると、コースも幹線道路からはなれ、のどかな風景の中を進むこととなった。
吉野川が綺麗だった。
吉野杉の加工場だろうか、木材置き場の横を通り抜けて行く。
このあたりからは、各コース同じ道を通ることになるので、ショートコースの方々との混走になった。
心なしか脚のほうも回復してきたようで、気持ちよく走れる。
気がついたら、5~6人の集団を引っ張っていた。
この中で並走していた中に、Raphaのカラフルチェック柄ジャージをきた男性がいた。
なんとなくライディングフォームが新城選手に似ていたので、勝手に心の中で‘アラシロさん’と呼んでいた。
「吉野神宮駅」あたりで、ちょっとドリンク、先頭を交代してもらう。
ちょっとずるいタイミングだったけど、最後の登りを前にしてありがたかった。
ここで前にたってくれたのは、‘アラシロさん’だった。

コースは一旦、神宮の麓を西側まで回り込み、旧道でグルグルと回りながらゴールを目指す。
勾配はそれほどきつくないが、コンスタントに登っていく。
何よりも、このタイミングでの登りが、こたえる。
路面は荒れていて、ウエット。
苔が生えているところもあり、トルクをかけすぎるとスリップする箇所もちらほら。
途中からは、‘アラシロさん’と並走、淡々と登っていく。
「ゴール前に最後の急坂があり、これがとにかく辛い。」という話になった。
そう、まだ、ラスボスが残っていた。
‘アラシロさん’はかなり辛そうで、徐々に遅れはじめた。
逆に、こちらの調子は悪くない。
登りは辛いけど、一時期に比べると、回復しているみたいだった。
しばらく登り続けると、‘アラシロさん’は先に行けという感じのサインを送ってくれた。
結局、吉野神宮の鳥居の合流地点を前にして、先に行かせてもらうことにした。

吉野神宮の鳥居前からは、車道に合流する。
ここからラストスパート。
昨年は、一つ目の急坂区間をラスボスと勘違いしてダンシング、そのあとがボロボロになった辛い思い出がある。
今回は、さすがに学習しているので、抑えすぎず飛ばしすぎずで、そつなくクリア。
そのまま、ラスボス坂に臨む。
この区間は、勢い良く登ってゆく人、押して登る人や、休み休み登る人など様々だが、皆、自分との最後の戦い中であることに変わりは無い。
今回は、予想に反して脚が回る。
まだ、売り切れていなかったみたいだ。
徐々に、会場のアナウンスが聞こえてくる。
最後の力を振り絞って、踏んで踏んで、フィニッシュ、ゴール。

ysdi.JPG

今年も、無事、完走できた。

◆つづく◆



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2017年07月16日

「第14回山岳グランフォンドin吉野」参加④

メインイベントから終盤戦に向けて

自然の中、絶景を見ながらマイペースでクライム、もう少しで登りきれる。
痙攣を続ける太腿をだましながら、「行者還トンネル」のチェック&給水ポイントに到着。
なぜか昨年より頑張った感はないが、心身ともに、ダメージは大きかった。
ここで休みすぎたら逆に辛くなると感じたので、冷たい水とバナナをいただき、早々にスタート。
名物のトンネルは、目の前だった。

行者還トンネル.JPG

「行者還岳」というこの山の独特の名前には、やはり、由来があった。
「その険しい山容により、役行者をして一度は引き返させたという伝承からこの名が与えられている」という。(Wikipediaより)
ここから山頂へは徒歩で臨むこととなり、道路は「行者還トンネル」で通過している。
このトンネル、昨年来たときより拡張整備された様子。
もっと狭くて暗かったイメージがあったが、それでも十分に威圧感があり、暗くて長い。
今回はラッキーなことに、一緒にトンネル入りした人が高性能のライトを付けていたおかげで、かなり快適に抜けることが出来た。
キャットアイのVOLT800らしい。
さすがに重装備になるが、これぐらいのパワーが無いと、暗闇では頼りにならないのかもしれない。
トンネルの中は、ずっと濡れた路面で、滑りやすかった。
しかも、出口には幅広のグレーチングがあり、とても危険。
そういえば去年も、このグレーチングにはヒヤリとさせられたことを思い出した。

「行者還トンネル」から川上村第3エイド間では、長い下りの後、幹線道路沿いを登り気味にアプローチ。
この下り区間が、急坂&荒れた路面で気が抜けない。
昨年同様、今年も大パンク祭り(アンラッキーだった人、すみません。)が開催されていた。
普通に走るのにも注意が必要な道を、そこそこ気合を入れて下っていくのだから、パンクの確率もあがるのだろう。
はっきりいって、このタイミングでのパンク修理は、精神的にもこたえる。
この区間では、DNFを判断したのであろうスーパーロングコースの人も、何名か見かけた。
機材トラブルか、体調不良か、過酷さが際立つイベントである。

無難に下りきったあとは、いわゆる幹線道路に合流。
ここからは交通量がそこそこある上に、トンネルも多く注意が必要。
途中で、トンネルを挟みながらループしている箇所(しかもブリッジ状)があり、ちょっと珍しい体験が出来る。
写真を撮りたいポイントなのだが、そんな余裕は無い環境をただ疾走していった。

これまでの山道と比べると路面もよく、車道を走ることになるので、全体的にスピードもアップする。
トンネルが続く途中(トンネルのつなぎ目)で、落車したと思われる人を発見。
怪我をしているみたいだが、立ち上がっており、大丈夫そう。
止まってあげようと思ったが、トンネルのつながり箇所でカーブのうえに、スピードが乗っているポイントだったので、急停止には危険を感じ、そのままスルー。
(後ほど、エイドについた時に、救護室で手当てを受けていた姿を見かけたので、一安心した。)

川上村第3エイドに到着したのは、14時前。スタートしてから、かれこれ、7時間くらい走っている。
ロングコースは、このエイドが最後で、あとはゴールを目指すのみ。
スーパーロングコースは、ここからさらに難関「足ノ郷」越えが待っている。
ここのエイドには、今年も「レッドブル」号が来ていた。
昨年はここで無理して試飲して、ちょっとやばい事になったので、今年は遠巻きに見ているのみにした。
エイドには、おにぎり、スイーツ、フルーツなどが用意されていたが、全体的に控えめな感じ。
カキ氷が魅力的だったが、ゴールでの楽しみに取っておいた。
期待していたスイカは無かった。(ショートコースのエイドにはあったらしい!)
さすがにガッツリといくタイミングでもないので、少しずついろいろいただいた。

スーパーロングコースとの分岐を右手に見つつ、ゴールを目指して最後のスタートを切った。

◆つづく◆


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2017年07月14日

「第14回山岳グランフォンドin吉野」参加③

メインイベント「行者還トンネル」へ!

 GF吉野行者還岳.JPG 

天川村の第2エイドから行者還トンネルまでは、距離約36Km、標高差約670m。
緩やかな登りが徐々に勾配を増してゆき、ラスト3キロは平均勾配7%強。
路面は舗装されているものの、荒れた箇所が多く、ところによってはドロドロ道もある。
道幅は狭く、対向車が来ると、停止してすれ違わないといけない場所も多数あった。
そう、この1本道には、対向車が来るのだ。
離合困難、Uターン不可能な悪路は、およそ知っている人か物好きしか通らないであろう。
渓流沿いのアップダウンの続く登り基調の道を進んでいると、前方に人影が。
‘ラビットちゃん’だった。
第2エイドで、またしても先行されていたようだ。
変わらず下ハンで、フラペを軽快に廻すスタイル。
単独で走っている様子だが、元気が残っているのは見てわかった。
逆にこっちは結構ダメージが溜まってきていたが、しばらく引いてもらった後に、空元気で右からスルー。
気の利いた挨拶も出来ずに、軽く会釈で先行させてもらった。
こんなとき、何に対してでもないが、頑張ってしまう自分が恥ずかしい。

登りが本格的になるにつれて、路面は良くなっていき、景色も自然見あふれる良い感じになってくる。
あわせて、足も辛くなってくる。
体にダメージが無ければ、とても気持ちの良い登りなのだが・・・、徐々に苦行の様相を呈してきた。
途中で休憩している人や、斜行を繰り返しながら格闘している人に挨拶しながら、ゆるゆると登ってゆく。
トンネルまで1/3を残したあたりで、先ほどの攣りの前兆が、今度は左足にもおきてきた。
エイドを出発する時に「2RUN」を飲んだのだが、効果は微妙・・・。
ピリピリし始めた左足をかばいながらしばらく廻していると、今度は右足に痛みが。
じわじわと痛みは増し、そのまま攣り状態になってしまった。
ここで止まってしまっては、昨年越えどころではないと思い、右足をかばいながらゆっくりと登り続けることにした。
左足も攣ってしまったら失速して落車かな?とか考えながら登っていると、後ろからチェーンの音が。
これもまた、今日何度も見た記憶のあるピンクのジャージの2人組みだった。
まだ足は軽快に廻っているようだ。
この2人に会釈しながらパスされていると、その後ろに続くもう1台。
‘ラビットちゃん’だった。
なんと、下ハンで軽快なペダリングは変わらず健在。
結構なペースで、あっさりとパスされてしまった。
気のせいか、微笑んで挨拶してくれたような気がしたが、こちらも、自然と笑っていた。
「これが若さか・・・」
いやはや、これが登りの厳しさでもあり、楽しさでもあるこを、再認識した瞬間だった。
結局このあとゴールまで、‘ラビットちゃん’を見かけることは無かった。
   ◆つづく◆   

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